2009年12月17日

肛門にできた妖怪

「肛門にイボがいる。」
日々大きくなっていくイボを、風呂でチェック、確認。
友人や会社の同僚らに聴くと、イボ痔でないか?と言う
風呂に良く温まれ。
風呂でイボを押し込め。
色々試すがいっこうに良くはならない 。
薬を試してみる。ボラ○ノール。オロ○イン。ホルモン剤。飲み薬。
治らない。
むしろ、腫れが大きくなる一方。親指大。
妖怪か!
イボ妖怪は、段々体から栄養を吸い、大きくなって、しまいにはの身体を乗っ取ってしまうという恐ろしい妖怪。
身体から離れると一時間で死んでしまう為、切り離されると、怒り、見上げ入道になり家主を襲う事が多々あるという、危なっかしい妖怪。
おっかねー。

話し別として、座る事すら危険を催す巨大なイボ。即医者へ。
聴いたことない病名を宣告。
「肛門周囲膿瘍です」
イボ痔じゃないの!?ホッとしたのも束の間、聞き慣れない病名に一気に不安に。地獄から地獄。
余は肛門を不適切に扱っていたのが原因という。
しかも僕の歳くらいであれば自己治癒力ですぐに治る病気らしい。
子供や年輩の方々に多いらしいこの病気。
コウセイ物質を飲んでも、手遅れな大きな膿瘍。
「今から軽い手術するから。さもなくば…。」
肛門の筒の中でこの膿袋が破けてしまうと、直腸を尻から外し、破けた処を縫ってまた元に戻す。という作業が待っている。
無理無理。
「お願いします。」
ベットに横になり先生に恥ずかしいポーズ。肛門を突き出す。病状を診せた時もこの体勢をしたが…
麻酔が痛いが、
難なくクリアー。楽勝。
のはずだったのだか…。「これから一週間毎日来て下さい。中に空洞がデキちゃってるから、消毒と中の綿を詰め代えをするから。」
二日目。麻酔無しで空洞の中の綿を代える。「痛てぇ!」無理。これ一週間キツすぎる。
三日目、四日目とMの僕でも、さすがにギブ。泣き入った。
五日目は病院が休みだった為、緊急外来で処置を行う。
いつものようにベットで先生に尻を突き出す。
その時事件が起きた!
処置室のカーテンが空いてる。
「先生カーテン空いてるよ!」
先生「すぐ終わるから。大丈夫」
ギャー!なぜか、いつも以上に痛い。
その叫び声に吊られ一般の人や、患者、そして看護婦らもカーテン向こうで僕の肛門を覗いて行く。まさに視点が僕のブラックホールに吸い込まれていくように。
イボ妖怪の呪いだ

最近やっと完治しました。


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Posted byのんのんばあat14:20 Comments(4) 妖怪
この記事へのコメント
地獄から地獄ってウケました
スイッチ完治して良かったですね
Posted by MISO at 2009年12月17日 16:03
MISOさん
ネギに続きブラックホールスイッチ。
肛門ネタが好きとみた!笑
コメントありがとうございます。
今度は読みやすくしますね
Posted by のんのんばあ at 2009年12月17日 17:26
妖怪じゃ〜( ̄□ ̄;)!!
怪談は冬に聞くのも怖いコワイ

稲川淳二も言ってたな!

12/23にJUNK BOXで怪談イベントやるってよ
Posted by やっぱり冬将軍は健在ジロー at 2009年12月18日 17:26
雪すごいね。
怪談イベントなんておっかねー。
鳥肌実以来の奇怪なイベントじゃないか。
妖怪がいっぱいきそうだね。
23日仕事だよ。
でもジローさん行くなら必ずいくよ。

てか行こうよ

裏で連絡して

今日会社の忘年会だから、そのブログを更新スル予定。
また観てねー
Posted by のんのんばあ at 2009年12月18日 20:57
 
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