2010年09月17日

BoooooN最終章


この記事を観る前に、前の記事を読んだほうが解りやすくなってます。

小学校三年生の夏。

ちまたでは…
長野「びんずる」
松本「ぼんぼん」
そしてお馴染み…
飯山「どんとこい」

僕は当然、今は無き「飯山どんとこい祭り」に出席する為、村の公会堂に集った。

マイクロバスで会場まで行くというビップ扱い。…
だったのだが、中々バスが来ない。

ので、気を紛らわす為、友人等と駐車場でキャッチボールをしていた。

友人が投げたボールが草むらに入っていった。

しょーもない。

取りに行くと、大きな木が一本横に切り落としてあったので、勢い良くジャ~ンプ。。

…!!!

ジャンプ最中、スローモーションになったのは言うまでもない。

「チク~ン!チク~ンッ」

ギャー!

足元には、蜂の巣。
しかも僕が蹴り落としていた。

慌てて逃げ出す。

…が、もう遅い。

北斗のケンシロウに…

「お前はもう死んでいる。。」

と、言われたかのようだった。



二ヶ所蜂に刺された。

公民館から家まで自転車で五分もかからない。

家族の皆に、最後のお別れをって、必死にペダルを漕ぎ家に帰る。

頭の中には、どんとこい祭りと言う文字は、とうに消えていた。

その帰り道。

フッと、よみがえった思い出、生き延びる知恵。

思い出
なぜか、音楽の授業中、女子生徒が蜂に足を刺された。
音楽の先生は、とっさに自分の「社会大人の窓」チャックを開け、先生の身体には似着かない立派な「御神体」を露出した。
…!!??
「蜂に刺されたーっ?おしっこカけてやるから早く足を出せー!!」

…。

「ギャー!!」
…。。
女子生徒はそのまま保健室に運ばれた事も言うまでもない。


オシッコをカケればいいのか。。

…。。
よし。。やるぞ。。

小三の生き延びる知恵。
自転車ペダルを漕ぎながら、お漏らしをし、足にオシッコを垂らす戦法を編み出した。  » 続きを読む


Posted byのんのんばあat 16:04 Comments(2) モヤモヤ